もう看護師から逃げたい!そんな時に参考にすべき適切な逃げ方と対処法7選
看護師をしていると辛いことが続き、「仕事から逃げたい」「辞めたい」と気分が下がることは誰にでもあります。
しかし、「看護師から逃げたい」と感じながら「仕事から逃げるのは甘え」と我慢している人も多いのではないでしょうか?
実際、看護師から逃げてもいい場合は状況によりますが存在します。
本記事では、「看護師から逃げたい」と辛い思いを抱えている方々に、逃げてもいいいケースや気分が落ち込んだ時の対処法を解説します。
目次
「今の職場が辛い」そう感じた時は
看護師のお仕事って辛いことがたくさんありますよね。
・夜勤が忙しすぎる
・お局さん含め人間関係が最悪
・当たり前のような残業や休日に行われる勉強会でプライベートがない
こんな悩みを持っていても、周りに気を使ったり、プライドでなかなか辞めれずにいる方いるかもしれません。
そんな時は一人で考えるのではなく、誰かと相談しましょう!
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上司や友人に相談しにくい時には、転職エージェントに相談するのも一つの手です。
あまり知られていないのですが、転職エージェントは、転職前提の相談をする場所ではなく、自分の理想のキャリアを歩むために、今の職場に留まるという選択肢も踏まえながら相談をできるサービスです。
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看護師から逃げたい思うなら逃げても大丈夫
まず初めに、「看護師から逃げたい」と悩んでいながらも、「実際に逃げるのは甘え」と自分の感情に蓋をしていませんか?
看護師から逃げたいのであれば、逃げても大丈夫です。
この章では、なぜ逃げてもいいのかを解説します。
病院側はあなたの人生に責任を持たない
例えば、あなたが辛いなから我慢して仕事を続けた故に、うつ病になったとします。
病院はうつ病になったあなたをしばらくは助けてくれますが、一生支えてくれることはありません。
最終的に全ての責任は自分になります。
だからこそ、周りに気を遣ったり我慢して病院に貢献しつづけるのではなく、本当にやばくなる前に、自分を大切にして身を引くべきなのです。
「仕事から逃げもていい」と思うことで、まずはあなたの心が楽になります。
逃げることは甘えではなく、自分にとって必要なことと捉えることから始めましょう。
その上で、実際に「看護師から逃げたい」と感じた時に、どのように対処すればいいのかを解説していきます。
看護師が仕事から逃げたいと思う5つの理由
人によって仕事から逃げたいと思う理由は異なりますが、看護師さんの場合、主に以下の5つの理由で仕事から逃げたいと感じている方が多いです。
①仕事が多すぎて体力的に限界
②人間関係がうまくいかず精神的に辛い
③失敗を繰り返してしまい、怖くなっている
④責任が重すぎる
⑤休みが少なくて辛い
①仕事が多すぎて体力的に限界
看護師の仕事は夜勤や残業による過酷な長時間労働や急性期の病院などであれば激務が続き、体力的に限界を感じている方も多いです。
そういった過酷な労働の影響が身体にあらわれる方も少なくありません。
そもそも人は「危機察知能力」を持っており、
今のまま続けたら危険だと感じるからこそ、仕事から逃げたいと思います。
②人間関係がうまくいかず精神的に辛い
お局さんによるいじめや、気難しい上司との人間関係など、病院内の人間関係は他の職場に比べて悩みが多い傾向があります。
人間関係のストレスは日々蓄積し、あなたの精神を追い詰め、最終的にはうつ病につながる可能性もあります。
③失敗を繰り返してしまい、怖くなっている
仕事上におけるミスが連発してしまい、仕事から逃げたいと感じる方もいます。
仕事のミスを繰り返すことで、「自分は使えない人間だ」と自分を追い込んでしまう場合もあります。
実は責任感が強く、仕事に対して真面目な人ほどこういった傾向があります。
④責任が重すぎる
責任やプレッシャーが重くなると仕事から逃げたくなることがあります。
責任やプレッシャーを好む人も中にはいますが、性格上そういった重圧に耐えられない人も多いです。
⑤休みが少なくて辛い
激務だからこそ日頃の休みは大切ですが、休みが少ない職場もあります。
また有給が勝手に消費されたり、勉強会が休日にある病院も少なくなりません。
休日に関しては年間110日をきっていたら要注意です。
「看護師から逃げたい」と感じた時にまず行うべき対処法7選
「看護師から逃げたい」と思っている方には実際にどのような対象法があるのでしょうか?
ここでは、具体的な対処法を○つご紹介します。
①有給を活用して休む時間をとる。
まず最もおすすめな対処法は休みの時間をとることです。
日々の激務で身体的にも精神的にも辛い状況が続いている場合、正しい判断を行うことができません。かといってそのまま仕事を続けていても状況は変わりません。
ですので、まずは休みをとって職場から距離をおき、リフレッシュする時間を作りましょう。
つまり、有給休暇をとるのです。
看護業界のあるあるとして、有給休暇をとると周りに迷惑がかかるので取りづらいと感じる方もいるでしょう。
しかし、前章でお伝えした通り、自己防衛のため仕事から逃げることは必要なことです。
そもそも有給休暇をとることはあなたの権利です。
まずは自分の心身の安全、健康を保つためにも休む時間を確保しましょう。
②信頼のおける親戚、友人に相談してみる
辛い思いを誰にも打ち明けずに、我慢することはかえってあなたの精神を追い詰めます。
一方で人に話すだけで、心がスッキリし、自分の頭の中を整理することができます。
あなたの相談を親身に聞いてくれる親戚、友人に今の思いを全部打ち明けてみてください。
相手もあなたが「仕事から逃げたい!」と悩んでいることを受け止めた上で、客観的に的確なアドバイスをしてくれるかもしれません。
③キャリアアドバイザーに相談する
身の回りの人に話しづらいのであれば、キャリアのプロに相談することをおすすめします。
全くの他人だからこそ気軽に全て話すことができるでしょう。
また、キャリアアドバイザーに相談することのメリットは、客観的にあなたの職場のブラック度合いがどうかや、今度どのような選択肢をあなたが取ればいいかをプロ目線で教えてくれることです。
いち早く今の状況の解決策がほしいのであれば、無料で相談できるキャリアアドバイザーに頼ってみましょう。
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④睡眠時間を多く確保し、心身の健康を保つ
看護師さんは勤務形態が不規則で、十分な睡眠時間を確保できていない方も多いです。
実は睡眠時間が足りていない状況は非常に危険です。
健康リスクが高まったり、うつ病の原因になったり、あなたの精神的な辛さを助長する可能性があります。
一方で十分な睡眠はコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を抑える効果があり、心身ともにあなたをリラックスさせてくれます。
【いい睡眠をとる秘訣】
①寝る1時間前はスマートフォンやパソコンを触らない
②寝る直前の入浴はしない
③自分にあった枕やマットレスを選ぶ
④カフェインやアルコールは避ける
⑤睡眠薬やCBDなどを活用する
⑤【筆記開示】エクスプレッシブライティング|マイナス感情を書き出してみる
エクスプレッシブライティングとは、自分の悩みや辛い思いなどを紙に書き出すことで、マイナス感情を解消する方法です。
実際に1997年に実験が行われ、数週間~数か月で、うつや不安の感情が減ることが立証されています。
エクスプレッシブライティングをやる上で気をつけないといことがあります。
それは過去の出来事にまつわるネガティブな感情は書き出してはいけないことです。
過去の出来事でエクスプレッシブライティングをしてしますと、嫌な記憶の強化に繋がってしまいます。
ですので、不安や悩みなど未来に対するネガティブ感情を書き出すようにしましょう。
⑥不安な感情を抑えることができるマインドフルネス
「看護師から逃げたい」というネガティブ感情が強く精神的に辛い場合、マインドフルネスをして心身をリラックスさせることはおすすめの手段です。
マインドフルネスには様々な方法がありますが、ここでは簡単に始められる方法をお伝えします。
【簡単に始められるマインドフルネスの方法】
①リラックスできる姿勢で座る。ただし、深い呼吸ができるように背筋は伸ばす。
②肩の力を抜いて、目は閉じるか半目にし、深く呼吸を行う
③意識を呼吸に集中させる。空気が入ったり出たりする鼻先に意識を集中させることがコツ。
④途中で頭に別のことが浮かんでも気にせず意識を呼吸に戻す。
⑤ ①〜④を3分間続ける
⑦本当に辛い場合は精神科にいってみる。
もしあなたが以下の項目に当てはまるのであれば、うつ病の可能性があるので精神科に行くことをおすすめします。
・仕事場に行くのが辛くて夜眠れない
・精神的に追い込まれていて、普段であれば考えられないような簡単なミスをしていまう
・楽しい感情が芽生えない、新しいことに興味がない
・食欲がない、もしくは食べすぎる
・死んでしまってもいい、あるいは自殺したいと感じる
【キャリアアドバイザー視点】逃げもていいケースとダメなケース
この章では、実際にあなたが今の仕事から逃げるべきか逃げずにもう少し頑張るべきかキャリアアドバイザーの視点で解説します。
今すぐ逃げてもいい場合
まずは仕事から逃げてもいい場合の例です。
・仕事で成果を出しており、看護師としてのスキルがついている
・今の職場を辞めた後にやりたいことが決まっている
・慢性的に体調不良や睡眠不足が続いている。もしくはうつ病。
・パワハラやセクハラが横行しており職場環境として劣悪
前半の2つは、今の職場を辞めても、キャリアのステップアップや前向きなキャリアチェンジが可能なため、仕事を辞めた後も次の仕事が決まりやすいです。
一方で後半の2つは、劣悪な職場環境が原因となっているため、自分ではどうすることもできず、今のまま同じ職場で続けていても状況が変わらないので、逃げる選択肢をおすすめします。
もう少しだけ頑張ってみた方がいい場合
以下の2つの理由で「仕事から逃げたい」と感じている場合は、もう少しだけ頑張ってみた方がいいかもしれません。
・周りの転職に影響されて、逃げようと思っている場合
・突発的に不安や焦りを感じて逃げたいと思っている場合
これまでの経験から、はっきりとした理由なく、周りに影響されて一時の感情で仕事をやめると後悔する可能性が高いです。
そもそも仕事というのは、他の誰かが「できないこと」「やりたくないこと」を代わりに行うことでその対価をもらうことなので、辛いことはつきものです。
ただ、客観的にみて度を越した辛さ、職場環境の劣悪さなのであれば逃げることをおすすめします。
今の職場から逃げる時にこれだけはやっておいた方がいいこと
最後に、もしあなたが仕事から逃げる決断をする場合に、必ずこれだけはやっておいた方がいいことをお伝えします。
それは仕事から逃げた後の進路を決めておくことです。
転職は1週間、1ヶ月で決まることではありません。
後先考えずに仕事を辞めてしまうと数ヶ月の間、職に付けずに、あなたのキャリアにブランクができます。
だからこそ、やめる前に大まかでもいいので、辞めた後どうするかを考えましょう。
辞めたあとどうするかを決める上で、転職エージェントに相談することも一つの手段です。
引き続き看護師としてキャリアを進めたいのであれば、転職サイトに載っている、少ない情報ではなく、実際に嘘偽りなく病院の職場環境を知っているプロのエージェントにホワイトな病院を紹介してもらうことができます。
また看護師をやめるのであれば、看護師の経験を活かした職や、あなたのやりたい職の条件にあった未経験からでも転職可能な求人を紹介してくれます。
企業紹介だけではなく、今後どのようにしていけばいいのかのキャリアを中心とした人生相談にも無料で乗ってくれるので、相談せずに後悔するのであれば、まずは一度無料で相談してみましょう。
音楽専門学校を卒業後、外資系メーカーの日本法人にて営業に従事。その後、関西支社の立ち上げや営業部長を経て、30歳から人材紹介を行う。医療・IT業界を中心に、これまでに紹介件数400件以上、面談件数2,000人以上の実績を積む。特に医療分野では、日本全国の医療施設を周り、各地の地域性を学びIターンやUターン転職支援も行う。一人一人のキャリアプランも見据えたコンサルをモットーに、「提案する」キャリア支援を心がけている。